アイマス765AS2022年ライブ感想【SUNRICH COLORFUL】

少し時間が経ったけど765ASの2022年ライブ「SUNRICH COLORFUL」(サンリッチカラフル)の感想を。

前回の単独ライブ初星宴舞から4年半経ったんですってね。実感が全然なくってよ。そのときも幕張メッセだったしプロミ2018のときも同じ会場なのでほんとうに時の流れがわからなくなります。

DAY1セトリはこちら

DAY2セトリはこちら

縁起のよい初夢のようでした〜初星宴舞感想〜

2018.01.30

ライブ全体の感想

っぱ765ライブなんだわ

今回のライブ、言ってしまえばここしばらく放出できなかった楽曲を消化するだけのパターンも考えられましたが、そんなことはなく最高のセットリストに仕上げてくれていました。

2日間で重複した曲が「マジで…!?」と「New Me, Continued」の2曲だけ。

いきなりの「We Have A Dream」。

小鳥さん(滝田樹里)の登場でコミックス新曲を披露。

変化球のぷちます曲。

エモ曲の嵐。

ぶち上がり曲の嵐。

と、我々(主語デカ)の求めていたアイマスライブがそこにはありました。

公演前日のおじさん配信でJUNGOさんが「765の曲は全部新曲(に聞こえる)!」と言っていましたが、あながち全部新曲でした。それだけ古さを感じさせない曲たちばかりです。

今回残念ながらミリオンライブ発の765AS曲は披露されませんでしたが、振り返ってみればこれでよかったのだと思います。ミリオン曲はまたどこかの機会で頼みます。そのときは喜びます。

MA4の新曲披露も2日間でソロをそれぞれ2曲ずつ披露できたからこそ幅を利かせられたので、そういう意味ではソロ曲を2曲披露してくれるライブってすごい。

セトリにランダム性を持たせられる公演に関してはシンデレラやミリオンでももっとできると思うところなのですが、今回の765ライブのテーマが縛りのないものであるがためにできたところもあるのでしょう。(強いていえば夏曲が多かったってところですね)

実家のようなMC

765ASのライブが他マスライブと一線を画すのはやはりMCのときの実家のような安心感。

強引に話を進める中村繪里子さん。

なにかと謝っている印象な長谷川明子さん。

すぐに暴走しだす方々。

天然を発揮する方々。

釘宮理恵さんにキモいと言われて喜ぶ沼倉愛美さん。

情勢を見てパイからキャクにフォーカスを変更するたかはし智秋さん。

エモい楽曲のあとのMCでいきなり小ボケを挟む滝田樹里さん。

と、みなさんキャラがつよすぎます。

そして各々が各々のキャラを把握しているので、気を遣うような変な事故が起きないのが特徴的です。言い方を変えれば年の功というやつでしょうか。

765ASのライブが老人会だとか同窓会だとか言われる昨今ですが、逆に馴染みのある空気はすごくありがたい。大丈夫、自分も8年目くらいで入った新人Pなので新参者が入りづらいという空気は幻想です。

ただ、それでも今になって感じることがあるとすれば、キャストの”次へ”の想いが年々強く表れているようです。

それでも止まるつもりはなし

765ASは今年で17周年、それにしては幕張メッセイベントホールという10年以上前と同じ箱でライブをやっている。そろそろ終わりなのか?

そんな空気がたびたび流れてくる昨今ですが、ライブの中身に関しては全然古臭さを感じさせない、今までで一番新しいものだったと感じました。

ヘッドマイクや扇子を使ったパフォーマンスなど、いい意味で他のアイマスブランドから吸収しておりましたし、スタ→トスタ→では17年目にしてはじめて分身を会得するなどエンターテイメント性も向上していたようでした。度胆を抜かれるとはまさにああいうこと。

さらに今回の公演は純粋なライブイベントという感じで、あっさりしていた印象を受けました。裏を返せば、演者もスタッフもここで終わる気は毛頭ないという気持ちなのかもしれません。

幕張メッセでやったのも、コンテニューライブとしてのハードルを下げつつも新たな一歩としてステップを踏んでおきたかったというところもあったのではないでしょうか?

とはいえ、今回で「なんどでも笑おう」や「M@STERPIECE」を765ASフルメンバーで披露したこともあって、次のステージはアイマス合同ライブになりそうだなという気もしています。

さいごに

ほんとうにしばらく765ASのライブがなかったので忘れていましたが、バンナムフェス2ndの頃からアイマスライブの楽しさだったり他では感じられない高揚感というのを思い出していました。アイマスは人生と言い切るつもりはありませんが、あの感覚を言葉で表すなら「人生」と言えるでしょう。

さらには声出しのできない状況でも心の声で全力の応援が可能だということにも気づくことができました。声が出せないフラストレーションというのはほとんど残りませんでした。

しかしそれでも声を上げて会場と一体になりたいという気持ちは大きくなりますし、コール曲でコールができるようになるまでアイドルマスターは終わりません。

NEVER END IDOL!!

無事に春香Pの心を取り戻しました。

幕張メッセの見切れ席は全然見切れじゃなかったので神です。