この記事は重大なネタバレは記載していません。
…というよりはなにも書いていないというのがただしい。
この作品で感じた気持ちは私の心の台本にしか刻めないのだから。
全編がストーリー
少女☆歌劇 レヴュースタァライトは12話分で1つの物語である。
当たり前だって言われるかもしれないけど、
いや、他のアニメでも全話で1つの物語なんだけど、
言い方を変えよう
少女☆歌劇 レヴュースタァライトという作品のキャラクターは、全編を通してひとつの舞台「スタァライト」という舞台を演じているのだ。
スタァライトとは何かという話で、この舞台のあらすじは劇中でも出てくる話であるが、ざくっと語っていく。
ここからあらすじ
2人の少女?クローネ?とアローラ?がずっと昔に仲良くやってて、
なぜだか忘れたけど遠くに行ってしまって、
なぜだか忘れたけど片方が記憶をなくしてしまうのです。
なんかの呪い的なやつですね。
それで長い年月が経ったあとに2人は再開するのですが、さっき言ったみたいに片方は記憶をなくしてるんですね。
それでもう片方は今日が一年に一度の祭りの日だからとある塔に登って願いを言えば記憶はかなうんじゃないか的な仮説を立てて塔に登りました。
なんやかんやで塔に登ったら結局報われなくて、記憶を失ってた方に記憶が戻る代わりにもう片方が塔から突き落とされる。
というお話です。
わけがわからないよ
「スタァライト」のあらすじですが、自分の記憶だけで書いてて再確認もしていないのでちゃんとしたエピソードを知りたければ本編を見てください。
で、さっきまであらすじを話してた「スタァライト」という話をこのアニメは辿っていきます。
アニメの主人公カレンと、その幼少からの幼馴染ヒカリの2人の少女。
ここまで読んでもらえれば、この2人の少女がさっきの「スタァライト」に出てくる2人の少女の生き写し的ポジションだと思いますよね?本当にそうだと思いますか?
カレンとヒカリも12年離ればなれに暮らしていましたが、特にどちらとも記憶を失ってるわけではないのです。
ただし、物語は否応なく進んでいきます。
で、このアニメの特徴として、舞台少女どうしが己の希望のために闘う「レヴュー」というシステムがあります。
つまり、決闘、デュエル
そんなイメージでわかりますかね?
で、最後まで輝けたものが最高の舞台を手に入れられるという話です。キリン(動物)がいってました。
なんでキリンなのか?このキリン(声:津田健次郎)はあやしいおっさんなんじゃないのか?
キリンに対して疑問に感じていた時期もありましたが、正直そういう陰謀系の話は個人的にお呼びじゃないところがあったのでこのアニメを最後まで観るかどうかは悩んでました。
けど、このアニメの本質はそこじゃなかったのです。
最高の舞台が自分の心を震わせてくれたのです。
最後にお願い
さいごまでなにを言ってるかわからなかった?
そう思ったひとは少女☆歌劇 レヴュースタァライトを楽しむ権利があります。おめでとうございます。観てください。
あー、なんかそんな感じの展開になるんだろうなー
そう思ったひと、違う、そうじゃない。あなたにも楽しむ権利があります。
1話を観るならぜひ最後まで見届けてあげてほしい。半年に1度のお願いです。
というわけで少女☆歌劇 レヴュースタァライト、雑談のレビューでした。
キリンともども宜しくお願いします!(笑) https://t.co/vm2LpWMS4Z
— 津田健次郎 (@tsuda_ken) July 12, 2018