【デレマス】新アイドルのボイス実装が荒れている理由【デレステ】

シンデレラガールズで新アイドル(黒埼ちとせと白雪千夜)にいきなりボイスと楽曲が与えられた件。

やはり批判的な意見もあり、ネットでは想像してた以上に荒れていました。

そこで疑問が、

新キャラのボイス実装がなぜそこまで荒れるのか?

シンデレラガールズの魅力を取り除いている

新アイドルにデフォルトで声を付けたことで荒れた理由について、

最初は声がついていないアイドルのプロデューサー(ファン)が腹いせに怒っているものだと思っていましたが、

こえのおとさんの下記記事を読みながら自分の納得できる理由に落とし込むことができました。

(参考記事)【炎上】デレステの黒崎ちとせと白雪千夜にいきなり声優と曲が与えられた件について思うこと(こえのおと)

シンデレラガールズは本来灰かぶりであるはずの女の子たちを立派なお姫様にする過程が大きな魅力のコンテンツです。

つまり、ファン(プロデューサー)が魔法使いとなってアイドルたちに現実世界でのボイス実装やら楽曲の提供という魔法をかけるわけです。

ともすれば、はじめからボイスや楽曲の実装を新アイドルに充てる行為はシンデレラガールズという世界観を否定する行為となりかねないのです。

AKBグループで例えると

上記の参考記事内ではAKBグループを例に挙げて格差が熱狂を呼ぶ仕組み(アンダードッグ効果)と説明しています。

今回のVelvet Rose騒動をAKBの仕組みで例えれば、

本人の努力+ファンの買い支えでようやく活躍が出来るような世界にも関わらず、現場経験のない新人がいきなりメインメンバーに混じってテレビ出演を果たすようなものです。

ファンからしてみたら、いままでの買い支えはなんだったのか?と冷める要因となってしまいます。

一度でも主メンバーになった子ならともかく、これから登っていくぞ!と思っているアイドルとそのファンからしてみれば根底からのルール変更に不満しか出ないでしょう。

2次元と3次元の壁

今回の件で損をする(怒りを抱える)ひとは誰か?

3次元アイドル(AKBグループ)の場合は運営が極端な行動(選挙結果度外視で新人を主メンバーに入れる)をすることで他のアイドルとそのファンが怒りを覚えます。

(外部の一般人からしてみれば、急にデビューした新人に魅力があれば問題はありません)

特に他アイドルからの妬みつらみは新人アイドルだけでなく様々な箇所で悪い影響を及ぼすことは容易に想像できます。

逆に2次元アイドル(デレマス)であれば、新キャラがどんなであろうが他のアイドルから妬みの感情は一切生まれません。

となると、2次元コンテンツで怒りを覚えるのはファンだけです。

Velvet Rose(黒埼ちとせと白雪千夜)の2人はまっさきに人気を狙いに行ったキャラ設定のため外部の人間から批判されることはありません。

運営としては既存キャラファンの怒りだけを受け流しておけばよいだけとなります。

デレステでの思い切ったボイス実装は既存アイドルに個の感情がない2次元アイドルの世界だからこそ成り立つやりかたとも言えます。

2次元コンテンツの希望

今回2次元アイドルコンテンツの特徴を利用した運営の強引なやり口に愛想をつかしたひとも多くいるでしょう。

しかし、2次元アイドルだからこそ時間がかかっても灰かぶりをお姫様にする希望が残されているという事実も再認識しました。

シンデレラガールズはサービス開始から今年で8年目ですが、3次元の時間軸で言えば高校生だった子(15歳)が社会人(23歳)になるような期間です。

リアルアイドルで8年も花が咲かなければほとんどが引退をします。

推し(担当)のアイドルが引退をせずにまだ夢を見続けられるというのはファン(プロデューサー)としては喜ばしいことかもしれません。

さいごに

今回のやりかたが気にくわないというのであれば一応抵抗する手段も。

あと、ちなみに黒崎ちとせ(山へんの崎)ではなく黒埼ちとせ(土へんの埼)が正しい名称です。

“崎”の方でつぶやくともれなく黒埼ちとせ警察が飛んできます。