2019年7月3日発売のBrand New Song第2巻を読みました。
ようやく開封した pic.twitter.com/zjgCSnIIb1
— せつぴーひょろろ (@tatitutetotato) 2019年7月9日
は〜〜〜〜
全話尊かった…
#ミリオンBNS pic.twitter.com/Ofx5XK17MG— せつぴーひょろろ (@tatitutetotato) 2019年7月9日
ということで今回は全てが尊い各話ごとの感想を書いていきます。
ネタバレあり2巻感想
第六話
このりお大正義回。
百合子、桃子、このみさんの3人がメインの話だけど、765シアターは3人だけじゃなくて頼りになるアイドルがたくさんいるんだなと思わされた回でした。
そして他のアイドル以上にこのみさんが百合子、桃子にとって頼れる存在だというのが再認識された回でもありました。
地獄の特訓シーンで紅白応援Vまで歌うのはずるい…。この作品は笑いの挟み方も個人的に好みなのがいけない…。
第七話
このみさんスカウトシーンから入るのいいぞ…。
ページめくったときの瑞希のSilent Jokerのカットがかっこよい…。(観客の眼鏡をスチャ…ってやってるやつになりたい)
Silent Jokerの解説のシーンで阿部里果さんがSilent Jokerの話をしてたときのことを思い出すなどをした。また、前話の翼との会話を持ってきてて、話の流れに無駄がなくていい。この作品は全体的に無駄なセリフやキャラの使い方がほとんどなくて、読み進めて行くと全てに意味がつながっていくようになるのがほんとうすばらしいなと思いながら読ませてもらってます。それでいてしっかりメインの3人にスポットライトを当て続けているのもすごい。
そして舞台袖でこのみさんが弱さを見せるシーンからのTo…披露なんて震えるしかないでしょ…。冒頭のスカウトシーンがTo…につながってく流れが華麗すぎる…。1ページ使ったイラストもすてきすぎた…。
3人が合流したときにこのみさんの髪がほどけるのは心が解けた現れであるからして絵の活かし方にも論理的なのがほんとうによい…。
第八話
百合子、桃子、このみの3人ユニットが確定。
1巻の感想のときに百合子が主役みたいな書き方をしたけど、よくみたら3人の物語なんだな…ってなった。
そして桃子単独で夏祭りのイベントへ。待ってたのは育ちゃんと雪歩。
BNS第3公演は育の他に千鶴とロコ、さらにサポートで雪歩が入るとのこと。
察しがよくなくてもこのメンバーでなにかピンと来てしまうわけですね…。
その後はいくももの回想シーン。ロボ百合子がちょくちょく出てくる…。
桃子先輩のドラマ「同情するなら犬を飼え」なにこれ…って思ったら初期Rカードのネタか…。
ちゃっかり育ちゃんはアニメ派ということをアピールしていくのも自然でした。
桃子がユニット決まったと言ったときの育ちゃんの対応でこの子すっごく大人だ…って思った。この子すっごく大人だ…。
そして色々成長した桃子が再びローリング△さんかくを歌いたいと申し出る。
1巻で桃子にローリング△さんかくが渡されたときは微妙な気持ちでいましたし、実際にステージシーンもなく過ぎていったと思ってたら、再チャレンジで意表を突かれました。
百合子、このみと縮まった距離、そして育との友情に気づいたあとのローリング△さんかくというのがほんとうにずるい!これは手のひら180°回りました。お見それいたしました。
というか、曲の扱いかたが丁寧で全然雑に扱わないのがすごい。
第九話
ローリング△さんかく回、約束された尊死(とうとし)。
育ちゃん大人だけどやっぱり女の子なところもあって、それでも普通あそこまで大人な対応は取れない。育ちゃんは大人。
で、ローリング△さんかくの尊さで警戒が薄まってたんだけど、さいごのページでココロがかえる場所…。
これなんだよ〜!!!
って叫びました。
LTP12のメンバーが揃ってたから直前のページで覚悟はしてたけど、ページを開いたらばっちり『ココロがかえる場所』で、信頼と尊敬が天井を突き抜けていきました。
ミリシタ仕様で、育も加えた5人ってのがまたニクい演出。
第十話
3人のユニット名を決める回、と思ってたら
美也キタァァァ!!!!
しかもCleaskyとマイペースユニットの両方が飛び込んで来て自分でも不思議なくらい嬉しさがこみ上げて来た。
ともまつの絡みも歴戦の猛者じゃないと描けない描写ですよあれ。
これはマイペースユニットの話もうちょっと続く感じかな?という感じで3巻へ続く。
まとめ(Brand New Songはシン・ゴジラ)
いやね…ゴジラに対してのシン・ゴジラがミリオンライブに対してのBrand New Songだと思うんですよ
#ミリオンBNS— せつぴーひょろろ (@tatitutetotato) 2019年7月9日
シン・ゴジラとBrand New Songが同じ文章に出てきてなにを言ってるんだと思うかもしれないですね。
シン・ゴジラは初期ゴジラの世界観(ゴジラという生物を誰も認識しておらず、存在そのものに恐怖していた作品)を踏襲し、かつ21世紀の常識で活きる新しい作品でした。(アマゾンプライムで初代ゴジラもシン・ゴジラもどっちも観れるよ)
過去作を知っているひとであればところどころに出てくるネタに盛り上がることもできますし、過去作を知らないひとが観ても純粋に楽しめる作品です。
で、Brand New Songも同じような感覚で描かれているなと思っていて、
シアターアイドルの関係性や小ネタはGREE版からやってるひとにとっては拾ってくれた!って感覚になりますし、FleurS(フルール)という新しいユニットの誰も知らない物語は純粋に作品としても楽しめます。
てか、千鶴の雪歩ちゃん呼びとかGREE版からやってた人間も覚えてないネタが多量放出されてるのがすごい…。
ミリシタから始めたという比較的新しいひとにも伝わる曲や絡みもあるのもいいと思います。
なのでBrand New Songはシン・ミリオンライブと言っても過言ではありません。
早く3巻が読みたい…。