2020年5月6日、
ついに、アイカツ!(無印)の178話を観終わりました!
1話を観始めたのが2016年だったから4年かかった…ほとんどリアルタイムだ…。途中から氷上スミレ(CV和久井優)が「財布ないわ」って言う想像ばかりしちゃってたので去年度までに観ておくべきだった…!
観終わったあとにアイカツをひとことで表すならば、
明日を向くための精神安定剤
だと思います。そのくらい心を骨に埋める作品でした。
精神安定剤って…、女児向けアニメじゃないの…?
と思うかもしれませんが、
アイカツという作品こそ社会人が観るべきアニメだと思ってます。
まだ科学的に証明されていないけど!
アイカツは鬱に効く!
目次
アニメさえ観れない状態
アイカツを観始めたとき、自分は鬱になる直前の状態でした。
仕事が辛すぎて明日になってほしくなく、眠りたくない時期が続きました。
眠りたくないので逃避的にアニメを観ようとするも、当時のアニメを観る事さえ苦しくてできませんでした。再生してもAパートで停止したり、OPで気持ち悪くなったり、精神的にかなりキテました。
とにかく暗い気分になったり頭を使う作品は一切受け入れられなかったです。
そんな中で目に入ったのがアイカツ!でした。
もともと話数が多いとか女児向けだとかで敬遠していたのですが、病んでる状態で出会ったのが逆に運命的な偶然だったのかもしれません。
なぜかアイカツはその日続けて3話まで観る事ができ、そのあと気分が軽くなって眠ることができました。
やさしい世界
アイカツ!のなによりすばらしいところは主人公がすごく前向きなところでした。
さらに登場キャラ全員が他者を蹴落とすことや妬むことを一切しないやさしい世界で、ファンや芸能関係者も良識人ばかりでした。この辺は女児向けな感じがしますね。
フィクション臭はするものの、社会生活で心が廃れたときに観るにはちょうどいい世界でした。
少年漫画並にアツい
アイカツは言わば、友情・努力・勝利の物語。
登場人物はやさしい世界なのですが、勝負に関してはたびたびアイドルのトップを決めるイベントがあり、無慈悲に勝敗が決まる厳しい世界でもあります。
アイドルたちはトップになるため、必殺技(スペシャルアピール)を身につけたり、新装備(レアドレス)を手に入れる旅にでたりと常に成長をします。
日常ではひたすら走り込みや崖登りなどのトレーニング(特訓)をしたり、思った以上に体育会系アニメだったりします。
視聴者はそんなアイドルたちの日頃のがんばりを観ているので、いざ登場人物どうしで順位を争うことになったときに緊張感が伝わってきたり、ライブシーンで”成長”が観られると感動します。泣きます。
さらには壁にぶつかったときに先輩や仲間からアドバイスをもらってその壁を乗り越えて行くシーンが何度もあり、とてもアツい作品です。
世代を超えた大河感
アイカツ!という作品は最初から最後まで”憧れ”というバトンでずっと繋いできた作品でした。
そんな無印アイカツは全部で178話あります。言い換えれば14クール(3年半)です。
正直めちゃくちゃ長い!(とても長い)
ただ、この178話の中に無駄な話は1話もなく、
後半になるにつれてどこかでなにかが繋がってきます。
無駄な話なんて…ない!
となると、178段の階段を登るようにどんどん物語が積み重なることで観える景色がよくなっていきます。
もちろん14クールという超大作を全て観るのは大変ですが、観終わったときに喪失感以外の、心が整う感覚があるというのは他のアニメでは味わえない趣がありました。
さいごに
自分はこのアツい作品をもっと多くの社会人に観てもらいたい。そして地に落ちた心に翼を宿してほしい。そんなことを思いました。(作品の影響でアツくなりがち)
そんなわけで、この記事とは別に、まだ観ていないひと向けの記事も書こうかと思ってます。
あと、個人的には、アイカツオンパレードへとコマを進めるために、スターズやフレンズの履修もがんばっていきます!