どうも、せつ(@tatitutetotato)です。
シンデレラガールズのほうでは砂塚あきらの声に富田美憂さんが選ばれましたね。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』で 砂塚あきらちゃんの声を担当させていただくことになりました!
よろしくデス、Pサン。
🦈#imascg_chihiro #デレマス https://t.co/f5HX2J0gVk
— 富田美憂 (@miyju_tomita) August 21, 2020
そんな話とは直接関係がないのですが、アイカツスターズ!を折り返し地点(50話)まで観終わりました。
アイカツスターズは無印版アイカツを観たあとに、オンパレードを楽しむためとして観始めました。
そんなスターズの前半(1stシーズン)の感想を書いていきます。
これはアイカツじゃない?
もしかしてアイカツスターズって女児向け?
— Setsu&P (@tatitutetotato) May 8, 2020
このツイートは1話目を観たときの感想です。
なんか、あまりにも主人公の虹野ゆめの性格がアイカツの主人公っぽくないように感じました。
すぐ弱音を吐くし、憧れの先輩にキャーキャー言うし、あんまり行動力もない。
普通の女子中学生っぽいと言えばそれまでなんですが、
無印版のアイカツで感じた大人でも胸にくるスピリッツ的なのを感じませんでした。
さらに、この主人公はなにやら不思議なちからを持っていて、いざというときにその力を発揮して周りをアッと言わせます。
いままでのアイカツを見てきた視聴者としては、なんだよそれって感じでした。
アイカツのアイドルといえば、地味な努力と自己の気づきで一歩ずつ成長していくのではないのか?とどうしても思ってしまいます。
そんなわけで、アイカツスターズ!はもはやいままでのアイカツ!とは別ものとして捉えていました。
やっぱりアイカツ?
そんな既存のアイカツとは違う空気感で走っていたスターズでしたが、とあるタイミングで転機がありました。
それが3クール目に幼馴染の七倉小春が海外に引っ越すあたり。
ゆめは幼馴染の離脱と不思議なちからのリスクで歌が歌えなくなり、沈むところまで沈みましたが、そこからの復活劇が丁寧に描かれていてよかったです。
ステージに上がるのが怖くなってトレーニングに逃げていたところに、あことゆずがユニットに誘ってくれたり、ひめとのステージで少し落ち着きを取り戻しますが、それだけで復活ではなくて、最後には1人のステージで自信を持って復活という描かれ方がよかったです。
自信の取り戻し方についても、周りのひとが信じてくれている自分を信じろ的な帰結で乗り越えたところが個人的に納得感がありました。
そして、復活したときの主人公がポジティブモンスターになっていて、ようやくアイカツスターズが始まった感じでした。
個人的なアイカツの定義としては、自己成長、ポジティブ、ライバル、草の根営業みたいなところがあったので、ゆめが復活してアイドルとして目覚めたことで、これもまたアイカツだねって思えるようになりました。
キャラ別感想
本筋から外れそうだったので、キャラごとに別個で感想を書きました。
桜庭ローラ
なんやかんや一番好きなキャラです。
最初は謎すぎるほどいい奴だったのですが、
次第に勝負に熱くなっていき、迷走してから自分の道を見つけていく過程が好きになれる要素でした。(ハロウィン回でいい奴からちょっと変ないい奴にイメージが変わりましたが…)
もともと席が1つしかないS4の座を主人公と争ってる時点で心苦しかったのですが、
さいごのほうで「点数なんかどうでもいい、こんなに気持ちよく歌えたのは生まれて初めて」
というセリフを耳にしたときには、桜庭が自身の道を見つけたことに感動しました。
自分の中では桜庭ローラこそが真の主人公です。
ちなみに『1, 2, Sing for You!』のOPのローラの表情がとても好きなのですが、このOPが10話も経たずに『スタージェット!』に変わったのが結構ショックでした。
あと、ゆめのときもそうだけど、ふっきれた後の衣装チェンジ演出が好きです。
白銀リリィ
夏が終わってから登場したキャラ。
リリィの登場あたりからどんどん作品がおもしろくなってたので、きっと真の立役者なのかもしれないです。
個性がつよいですよね。
己の短所を受け入れつつも夢に向かってブレない姿勢がとても憧れました。
仲間の助けを求めなかったり、自分の目標のためにのみ突っ走るクールなキャラかと思いきや、仲間の手助けは喜んで引き受けたり、ファンや支えてくれたひとには感謝を伝えたいと思っていたり、まだまだ掴みきれていないです。
自分のブランドドレスを手に入れてからスペシャルアピールの演出が進化してたのよかった。スターズはスペシャルアピールのレパートリーが少ない気がしますね。
香澄姉妹
香澄夜空と香澄真昼の姉妹の関係もとてもよかったです。
香澄家のご両親3年連続で子供産んでる〜って都度考えてしまうけど…。
信頼できる仲であると同時に一番のライバルという構図、よさみ…。
結果が見えてるカードが多くて視聴者的にはいまいちワクワクしなかったS4戦で唯一対等なライバルとして見せてくれたのが熱かったです。
卒業式の任命シーンのジャケットバサってやる演出が好き。
あと歌唱楽曲の『Summer Tears Diary』や『TSU-BO-MI ~鮮やかな未来へ~』がオシャレで好き。
結城すばる
アイカツに男性アイドル来ましたね…という面持ちで眺めておりましたが、
次第に、すばるきゅんにならゆめのライバルを任せられる…という面構えで眺めるようになりました。
あこに対しては完全にネタキャラを起動させるための装置みたいな感じになってる気がする。
あそこの学園の男性アイドルがM4以外出てこないのが逆にすごい。みんなどこに隠密しているんだ。
さいごに
最初のほうは、なんだこれ?これがアイカツか?みたいな気持ちで少しずつ観てたのですが、後半からかなり面白い展開になって一気にシーズン最後まで観れました。
スターズは無印の約170話と比べて100話くらいで済むから一気に観れるのがいいですね。
そしてこれから2ndシーズンに入るわけですが、知り合いからは2年目からが本番みたいな空気感で言われるので結構びびってます。