どうも、せつ(@tatitutetotato)です。
2019年10月20,21日に行われたバンダイナムコエンターテインメントフェスティバルが終わりました。
公演前はオリジナルメンバーが揃うリコッタやエターナルハーモニー、ゼノグラシアの楽曲が聴ければいいかなーくらいに期待値をかなり下げて参加していましたが、
実際に蓋を開けてみると、「ここまで期待してもよかったのか!?」と考えを改めさせられるほどに最高な2日間でした。
特に2日目の構成がとてもよくて、今年一番楽しいライブでした。
そんなバンナムフェス(主に2日目)はなにが最高だったのか?書き記していきます!
前提として、当記事はアイマスファン寄りの感想となっております。
バンナムフェス2日目最高すぎた
やればできんじゃん pic.twitter.com/Wv2w0EbZ7X— せつ&P (@tatitutetotato) 2019年10月20日
目次
まさにMOIW2019
バンナムフェスは1日目と2日目でステージの進行がガラッと変わるイベントでした。
1日目はガンダムやテイルズシリーズ、コードギアスの主題歌を歌うアーティストとアイドルマスターがセクションごとに交代をして歌っていく、フェス形式のライブによくあるスタイルでした。
1日目を受けて2日目もタイトルごとに分けて交代で歌っていく形式のライブを想定していましたが、
しかし、2日目は開幕から765ASの『READY!!』→シンデレラガールズの『Star!!』→ミリオンライブの『Welcome!!』と、立て続けにタイトルを横断する流れを見せてくれました。
その後「1塁!(3塁側を指差す)」とか「(1階席に向かって)君たち誰!?」と中村繪里子さんらしいMCを披露したあとに2日目の趣旨が発表され、
2日目はどの曲がどのタイミングで来るかわからない2次元女性アイドルフェス形式で行く(ドンッ)とのことでボルテージがぐーんとあがりました。
自分が好きなライブの特徴に、なにがくるかわからないセットリスト(選曲順)というのがあり、ここでようやくバンナムフェスの真価を感じました。
そこからアイマスを交互に挟みつつ、アイカツ→桃井はるこ(ワンダーモモ)→ラブライブ(ギルキス)→ゼノグラシアと夢のような2次元アイドルフェスが続きました。
そして最後は765ASの『The world is all one !!』で締まるという、まさにバンナムフェスDAY2という名のM@STERS OF IDOL WORLD!!2019でした。
本来、M@STERS OF IDOL WORLD!!(以下MOIW)はアイマスシリーズ合同ライブの名称なのですが、“アイドルワールド”という意味では今回以上にぴったりなイベントはないわけです。
コラボが伝説となった
バンナムフェス1日目ではアイドルマスターSideMの楽曲『DRAMATIC NONFICTION』をSideMの仲村宗悟がT.M.Revolutionの西川貴教と歌うという熱いコラボが見られました。
そしてそして!!!
西川貴教兄貴とのコラボ!!!!!
めっっっちゃ楽しかった!!!!!
ドラスタの曲「ドラマチックノンフィクション」の歌とダンスまで覚えて頂いて…!
本当になんて1日なんだ。。
西川さんありがとうございました!! pic.twitter.com/R9TiDnsKg4— 仲村 宗悟 (@ShugoAbc) 2019年10月19日
そのため2日目もコラボはもちろん期待していましたが、2日目も期待を上回るコラボでまさに伝説回だったと思いました。もう二度と聴けない気がします。
桃井はるこ
何と言葉にしていいか……
まだみんなと一緒に夢の中にいるような、
幸せな気持ちです✨
本当にありがとうございました!
楽しすぎましたね!!!!!#バンナムフェス pic.twitter.com/xE9BhK1aF4— 桃井はるこ☺︎Momoi Haruko☆UP DATE (@momoiktkr) 2019年10月20日
ワンダーモモとして出演した桃井はるこさん(モモーイ)は『ワンダーモモーイ』で東京ドームを異世界空間に引きずりこんでいました。(ワンダーモモってなに?って世代でしたが、それでもすごかった)
そして、その直後に流れたイントロに遥か昔の記憶を呼び起こされるアイマスプロデューサー。
桃井はるこさんがキーボードを持って再登場したアイドルマスターの楽曲『バレンタイン』は2008年に本人が作詞作曲をした楽曲で、CDの収録を担当している長谷川明子さん、仁後真耶子さんと共に作者本人の演奏付きで披露されるという11年越しのスペシャルコラボが実現されました。
歌唱後は歌詞の解釈(「あなたが好きです」の部分)まで11年越しに判明するという演者もびっくりの展開となりました。
結城アイラ
コラボ。ドキドキした。 pic.twitter.com/rCDxfncLQR
— 今井麻美 (@asamingosu) 2019年10月20日
アイドルマスターゼノグラシア(ロボットアニメ)で2期のOP『残酷よ希望となれ』を披露した結城アイラさんはアイドルマスターミリオンライブやSideMの作詞も担当されているひとです。
そんな結城アイラさんが作詞した『FairyTaleじゃいられない』もバンナムフェスでまさかの披露。
さらにそのFairyTaleを結城アイラさん本人も一緒に歌うというコラボの開催。というか結城アイラさん歌が上手い。←失礼
さらにさらに、チームFairyでありながらもCDの収録やライブでの披露をしたことのなかった如月千早役の今井麻美さんまでもが一緒にFairyTaleを歌うという追加サプライズ。
CD収録メンバーの田所あずささんを含めた3人での歌唱となったのですが、
この回のFairyTaleじゃいられないは一生モノの伝説の神回でまちがいないです。
アイマスフェスよりもアイマスフェス
2日目の開幕でREADY!!→Star!!→Welcome!!と繋がれたときにMOIW2015を思い出して「実質アイマスフェス」だなんてことも思ってたのですが、
クリエイターとのコラボを経て改めて思うと、アイマス単独の合同フェスよりも深いアイマスフェスを感じることができたし、それができたのはバンダイナムコエンターテインメントフェスティバルだったからという他ありません。
バンナムフェス、すごすぎた…。
未来に期待できる
今回のバンナムフェスがアイマス寄りのラインナップにしてたのは色々実験(確認)しておきかったことがあったからだと思ってます。
765の8thライブでシンデレラやミリオンのメンバーをゲストに呼んだように、シャイニーカラーズメンバーと他アイマスタイトルとの接点を作る機会を作りたかっただとか、男性アイドルものであるSideMを他のアイドルマスターシリーズと同じ舞台に出しても大丈夫なのか確認するだとか。その辺。
特に気になったのはSideMの扱いにはかなり慎重になっているという印象がありました。
しかし、こういった実験をしたということはGOが出せると判断したらアイマス単独のMOIWイベントを行う準備はしているということでもあります。
さらにアイドルマスター天海春香役の中村繪里子さんは肝心のセリフをあえてバンナムフェスでは言わずに残しており、15周年イヤー中(つまり2021年まで)にもう一度東京ドームに戻ってくると宣言したというだけでもアイドルマスターを信じて待つことができます。今回のライブのさいごに発表された2020年のバンナムフェスはたぶんノーカンのはず。
もう期待しかありません。今回のライブみたいな最高のステージがまたきっとくる。
アイドルの輪が広がる
上ではアイマスのことばかり書いてきましたが他の2次元アイドルコンテンツについても触れていきます。
確かに今回のバンナムフェスはほぼほぼアイマスファン向けに狙ってきたことは否定し難いです。
ラブライブ!なんて3タイトルある内のサンシャインから3ユニットある内の1ユニットしか参加してないわけですからね。ラブライブだけ目当てに来るひとはガチですごいと思った。
それでもアイカツやラブライブが一緒に同じステージに立ったというのはすごいことのように感じましたし、各コンテンツ側からすればアイマスファンに向けてのアピールは大成功だったと思います。
ライブ終演後にラブライブ!のGuilty Kissに興味を持ったひとやアイカツの楽曲がよかったと言っているひとがたくさんいました。ほんとうに何人もいました。
それもこれもバンナムフェスで各タイトル必要十分な曲数を披露できたからこそだと思います。
特にGuilty Kissは6曲ぶっ続け(しかもダンスが激しい)で披露するというパフォーマンスをしたにも関わらず、Aqoursの中でもスタミナ値の低いユニットと言われてるのには本気で戦慄しました。
逆に全然アイマスを知らなかった参加者が興味を持ったという声もチラホラと上がっており、2次元アイドルの輪が着々と広がっているように感じます。
そしたら2020年のバンナムフェスでラブライブの枠が増えても好意的に捉えてくれるひとは以前より増えているはず。
おわりに
バンナムフェス、なにが最高だったかと言えば、
- バンナムにしかできないことをやってくれる
- アイマスの未来の可能性を期待させてくれる
- どの作品も最高にすごいことを教えてくれる
ここんところ。
特にバンナムにしかできないような選出やコラボを2020年のバンナムフェスでもやってくれればもしかしたら今年の最高を更新できるのかもしれない…。