出かける時にはイェッタイガー…??
知らない掛け声ですねえ…。
どうも、せつ(@tatitutetotato)です。
2020年3月22日にアイマス非公式のクラブイベント「違反者講習会(いはんしゃこうしゅうかい)」さんの第3回目に参加させていただきました。
第1回、第2回とも参加者が200人を超すモンスターイベントなのですが、アイマスの公式ライブレギュレーションを守らなくてよいということを大々的にうたっているイベントでしたので不安を感じながらも初めて参加しました。
会場の様子
会場の前に着くといかにもオタクは立ち入り禁止の雰囲気があるお店、そもそも場所が六本木という時点でヤバそう。
中に入っても完全に高級感の漂う内装。しかしオタクはいたのでひと安心。というかお客さんがとても多い。
1回目2回目は新大久保でやっていたらしいですが、箱のキャパシティが足りないほどの集客だったため3回目から六本木に移したそう。
そんな話を聞いていたので会場を移したからにはスペースに余裕はあるのだろうと思いながらもやっぱり満杯だったらどうしようという不安もありました。
中に入ってみると、メインのブースの前にはお客さんが密集していましたが、バーカウンターや2階のラウンジスペースには十分なスペースが確保されていたので疲れたら休憩することができました。
というかこの箱すごく広い…。レンタル料高そう…。
光害、騒音がすごい
ここからイベントの感想を。
まず特徴的だったのはホイッスルの音が終始ピーピー吹き荒れていました(笑)
ホイッスルの他にもおもちゃの音や目覚まし時計の音なども聞こえてきてかなりの混沌-カオス-っぷりでした。
さらには公式のライブで言ってはいけなさそうな掛け声(コール)もたくさん叫ばれていました。
また、視覚的には改造ペンライトがたくさん出現していてとても眩しかったです(笑)
本来、クラブの照明は暗めに設定されているはずなのに、改造ライトがいっせいに着火するせいで明るいお部屋みたいになってました。
これらの音や光は違反者講習会では違反ではないため誰も注意することはありません。(実際のライブでは不快な掛け声や改造ペンライトはルール・マナー違反です)
なぜか治安はいい
光量の問題やいわゆる厄介行為が横行しているのですごく治安の悪い雰囲気なのかと思いきや、実際には本番のライブの会場よりも治安がよいです。
治安がいいというよりは争いがないと言ったほうが正しいでしょうか。
争いごとというのは複数の対立する思想がぶつかるために発生するものであり、
アイマスライブでは担当アイドルの応援を主な目的に来るひとやライブを楽しむことを主な目的に来るひと、あと声優推しとか色々なひとがいます。
プロデューサーとしてライブに来ているひとと観客としてライブに来ているひととでは主な目的が違うために、口に出すことはなくてもお互いの行動が気になるということがあります。
そこをうまく折り合いをつけて参加するのがライブなのですが、たまに容認できる範囲をオーバーして言い争いが起きることも。
しかし、違反者講習会においてはほとんどの参加者がレギュレーションに縛られず楽しむという目的のために参加しているため、思想の対立が起きることがありません。
隣のひとにぶつかったらしっかりと謝りますし、ぶつけられた方もお互い様ということで許しあいます。
光害や騒音に対しても、そういうものだと許容するか、どうしても気になるなら他の場所に移ることができるので特に問題が起きません。(アイマスライブでは座席指定があるのも闇を抱えやすい原因かも…)
アイマス愛を感じる気もする
厄介迎合のイベントに参加しているからと言って、作品への愛がないとは言い切れないかなと思いました。
愛をなにで定義するかは謎ですが、楽曲への精通具合いで見れば違反者講習会の参加者には愛があったと言ってもいいでしょう。
イントロで何の曲かすぐに理解したり、厄介コールと言われるものに対しても対象の曲を聴いていないと入れることができません。
また、静かな曲やエモい曲には余計な茶々を入れるひとはいませんでした。
あえて非公式の場で日頃から溜まっている闇を発散することも公式の会場で迷惑をかけない配慮であると感じます。
感想まとめ
違反者講習会というイベントは参加者の中の闇をうまくコントロールすることで実際の公式ライブではおとなしくしていましょうという吐け口的なイベントのように感じました。
いわゆるゴミ箱イベントです。(貶してません)
闇を抱えたことのないひとにとってはイベントの趣旨自体に疑問や嫌悪を感じるひともいるでしょうが、
そんなひとでも大なり小なり闇を溜め込んでいるひとがいるということは理解してほしいです。くれぐれも違反者講習会には参加しないほうがよいでしょうが。
闇がなくなることはないので、自分の中に光を見失わないことが大事。(ナンノハナシダ)
さいごに(注意)
イベント側からも再三言っておりましたが、公式のライブでは決められたレギュレーションを守りましょう。
あとは他の参加者の迷惑にならないようマナーについても守っていきましょう。
ルールに載ってないものは何をやってもOKということではありません。
参加者の良心を信じてルールで縛りすぎないようにしているところをガチガチなルールになってほしくはないのです。
今さら自分のほうで言うことではないですが…。