どうも、せつ(@tatitutetotato)です。
ちきりんさんという社会派(?)ブロガーの「マーケット感覚を身につけよう」という本を読んでおもしろかったので紹介。
本の内容を簡単に言えば「ネットを通して市場は様々なひとで形成されるようになったからマーケット感覚(ひとのニーズを察知する能力)があるかないかで今後の浮き沈みが変わるよ」という内容です。ほんとにこんな内容だったかはうろ覚えですが確かこんな感じでした。
2015年の本なので2019年現在とは状況が違うことも書いてありますが、大切なのは今後なにが必要とされるのかを嗅ぎ分ける嗅覚なので今でも読み応えのある本だと思いました。
アイマスアイドルで例えてみる
いちおうこのブログはアイドルマスターがメインのブログなのでマーケット感覚についてアイマスのアイドルに当てはめて考えてみます。
例えば自分の担当アイドルである宮尾美也ですが、
アイドルの特徴やファンに与える影響としては以下のようなものを想像します。(他アイドルにも言えることあり)
- 元気
- 癒し
- 高い志
- 成長度合
- 努力家
- 笑い
- 非日常
- 異性との出会い
- ライブによる発散
そうなると、競合ライバルは同業のアイドルだけではなくアトラクションテーマパークやお笑い芸人、もしくはネコとまで張り合うことにもなります。
ここまで価値のバッティングについて考えるのもマーケット感覚というものらしいです。
で、今回はアイドル内に絞って書きますが、ファンに与える影響として絶対的な価値を見出すことができればアイドルとしての市場価値が高いということになります。
そうなると宮尾が突出して持ってる特徴としては高い志が上がってくるのでしょうかね。
癒しや笑いであれば他のアイドルでもよいですが大層な夢を語るアイドルというのは競合も少ない気がします。まあ、特徴の掛け算でトータルで差別化ができていればいいのだとは思います。(頭が切れる×天然とか?)
夢見りあむの人気
他アイドルの例として、いまシンデレラガールズでいちばん勢いのあるアイドルである夢見りあむ。
夢見りあむは顧客の「炎上しやすいアイドルがいてもいい」という潜在的な需要を察知して投げ込まれたからこそよく燃えてよく伸びたんじゃないかなと感じてます。
「炎上ばかり起こす不謹慎なアイドルはいらない」という声の裏に隠れた需要を察知して火種を放り込むこともマーケティング感覚があるからできることです。
ほんとうに炎上アイドルに需要がなければ夢見りあむは今頃誰からも相手にされずに人気のでないキャラになっていたでしょう。
このように人気がでるかどうかは市場(顧客の集合体)が判断しますので、いまいち盛り上がらなかったコンテンツというのは顧客の需要をつかめていなかったのかタイミングが悪かったかなのです。
さいごに
とまあ、本のレビューとアイドルマスターを無理やり掛け合わせた記事を書いてみましたが、
マーケット感覚は商売だけでなく、今後の流れを読むときに使ったり転職市場でも活用ができそうだったのであると便利そうでした。(転職でもあなたの市場価値はいくら?みたいに言われますもんね)
知り合いを沼に引きづり込むときもこのマーケット感覚が使えなくもなさそうなので覚えておいて損はないです!