アニメ公演とは?ミリオン10thライブAct-3感想

どうも、せつ(@tatitutetotato)です。

ミリオンライブ10thツアーのAct-3、北九州で開催された「R@ISE THE DREAM!!!」公演に参加させていただきました。

コンセプトが「アニメ」と公表された今回の公演。

ミリオンのアニメ(ミリアニ)の先行上映、TV放送中のタイミングなのでもちろんミリアニのライブが行われるのだと思っていましたが…。

ここから下はライブのネタバレとミリアニ最終話までのネタバレが含まれます。

ライブとしては楽しかった

Act-3公演、純粋なライブとしてはここ数年のミリオンライブの公演の中でもトップレベルな楽しさでした。

  • 765ASの曲が好きで、765AS曲をやってくれるミリオンも好き
  • 765ASカバーがまったく予想できないので一種の麻薬状態
  • 特にDAY1はセトリの並びに好きな展開が作られていた
  • DAY2も曲の並びや表現の違いを楽しめた
  • そして何よりみんな上手い!

私の好きなアイマスライブが詰まっていたと言っても過言ではありません。

展開については、ハミングバード → バトンタッチ → Sentimental Venusの流れや、マリオネットのあとでも引けを取らない瑠璃色金魚なんかも熱く、アニメ再現の並びじゃないとしてもあれはよかったと思ってます。

また、my song → トワラー → REFRAIN REL@TIONの流れもアンコール中の余韻がすごく、久しぶりに浸れるライブでした。

あとはミリオンアイドルが765ASの曲をカバーすることでアイドル側にも曲側にも新たな一面が見られるのもよかったです。

中村源太さんの前説やMCは本気の熱が入っていて、しっかりと観客Pを引っ張ってくれていた印象でした。

思ってたアニメ公演と違った

ライブとしては散々楽しんだのですが、終演後にふと冷静になって「あれってなんだったんですかね??」となるなどをした。

あんなことなのか?お前がやりたいアニメ公演は…。

今回、アニメがコンセプトということでしたが、ミリアニだけではなく2011年のアニメ版アイドルマスター(アニマス)の曲も含めて「アニメ」ライブですと言い出します。

確かに「コンセプトは”アニメ”!!!」としか言っていないので嘘はないのですが、それでもさすがにとんちを効かせすぎだった気がする。

事前に想定していたアニメ公演はミリアニのこけら落とし公演のようなもので、披露曲はミリアニ新規曲 + こけら落としで披露していたロケットスター☆など。曲数が足りない部分は各キャラのソロ曲かな?と。

そういう意味ではToP!!!!!!!!!!!!!が来る可能性も低いと思ってたのですが、まさかarcadiaやNext Lifeが飛んでくるとは1ミリも思っておらず…。

それに、アニメ公演としてやるならオレンジノキオクやUnknown Boxの開き方も聴きたかったという想いがあります。(今回みたいにチーム順に披露されてたら嫌だったかも)

LTP曲のノリでオリジナルメンバーがいなくてもやるかとも思ってたのですが、オリメン披露を優先してバッサリ切っていきましたね。そもそもチームメンバー2人ずつでもいいから集めてほしかったという話でもあります…。

思い返せば今回のライブ、アニメ公演というよりはアニメ曲縛りのハッチポッチフェスティバルみたいなイメージがとてもつよかった。

イメージと違った理由

今回の公演が思い描いていたアニメ公演と行き違った原因を考えてみます。

  • ミリアニがよすぎた
  • 現実とアニメで同じ公演名
  • 関係者のハードルを上げる発言
  • 今までのアニメ公演のイメージ

Act-3の出演者が発表された時点ではなにやるか全然わからん…ってなってたのが、ミリアニが始まったりアニメ公演と発表されるうちにミリアニをテーマにしたライブをやってくれるというイメージで強まっていきました。

さらにはミリアニ世界でのこけら落とし公演がAct-3と同じタイトルである「R@ISE THE DREAM!!!」でリンクしていたため、より再現性の高い公演をしてくれるという期待があったかと思います。

また、関係者がしきりに先行上映の第3幕だけでも見てほしいと言っていたり、現地に来ないと後悔するみたいなことまで言った影響もあります。

後悔するというのはどこにかかってたのだろう?(全員参戦のとこ?)アニメだけ観たひとが現地に行かなくて後悔したかと言われればそうでもない気がしてる。

あとは、今までのアイマスのアニメ公演のイメージが大きかったのもあります。

アニメ世界をしっかりと再現した765ASの7thライブ「みんなといっしょに!」や、お祭り色がつよいものの要所要所でアニメ再現がしっかりされていたシンデレラの3rdライブ「シンデレラの舞踏会 – Power of Smile -」、アニメ公演の完全補完として追加された4thライブ「346 Castle」、SideMの3rdライブツアー初日もアニメのシーンを想い起こす演出のあったライブでした。

もちろんAct-3でもアニメ再現がなかったわけではないのですが、中途半端に再現したりしなかったりだったのと、765ASカバーが多くを持っていった印象がつよいです。(ロケットスター☆の特殊イントロだけは聴きたかったな…)

さいごに

天津飯を頼んだら中華丼が出てきたけど食べたらすごく美味しかった。今回はそんなライブでした。

「ミリアニ世界線はまだ曲数が足りないから765ASのカバーも混ぜた」みたいな考察には少し納得しかけましたが、結局思ってたのと違うのには変わりはない。

ミリアニ世界でも全員分のソロ曲は用意されてるはずですし、曲数が少ない設定ならRat A Tat!!!を最初と最後で2回やってほしかったという想いも…(M@STERPIECEが駄目だったという話ではない)

繰り返しになりますが、ライブそのものは楽しかったですし、ミリオンライブは何を歌ってくれても演者の成長を楽しめます。

地方公演かつメンバーもチームごと抜けてる状態でアニメ公演に関しては期待をしすぎたかもしれないですね。

それにテレビ放送でしか追えてなかったひとにとってはあまりネタバレにならなくてよかったかも?