そろそろ新社会人として住む場所を決めるシーズンですかね。
地方から東京(関東)へ出てきて仕事を始める際に、どうやってアパートを探せばいいのだろうと思うこともあるかと思います。
自分は賃貸アパートの専門家でもなんでもありませんが、地元から東京に出てきた身としてなにか少しでも参考になればよいなと思い個人の経験談を書いていこうかと思います。
目次
住むエリアを決める
お部屋探しの際はまず住むエリアを決めましょう。
東京と言っても23区のどこの区なのか、それとも23区外なのか、色々選択肢があります。
たいていの場合は働く場所なり本拠地(?)とするエリアがあるかと思いますので、そういった勤務地からアクセスのいい場所はどこかを事前に調べておきましょう。
渋谷ボーイ、新宿ガールになりたいなんて考えることもあるかと思いますが、たいていはすぐに飽きますし都内なら電車に乗れば1時間以内でたいていの主要スポットへは行けますので普段通う場所へのアクセスと家賃を考えましょう。
個人的には、やはり勤務地の近くに住むのがよいでしょう。
よっぽど勤務地が居住に適さない場所でなければ通勤30分圏内とかが理想ですね。(理想を語っています)
あとは地図上の距離よりは駅から家までの距離のほうが大事です。
東京は電車でどこにでもいけるため駅チカが正義です。
勤務地から近いからと言って駅から10分歩くような場所よりは、数駅ずらして駅から5分とかのほうが断然よいです。
家賃の上限を決めておく
家電や服のような一括購入のものは多少予算オーバーした買い物をしても後悔は少ないですし、最悪時間の経過で傷口も治ります。
しかし、家賃のような毎月払うものは安いに越したことはないというのが個人的な意見。スマホの通信料もしかり。
家賃の平均は給料(手取り)の3割と言われており、自分もその目安でアパートを選びました。
しかし、実際は3割家賃でも毎月の給料をおびやかす存在となっているため、狙いたいのは給料の2割の場所ですね。(手取りが20万円なら4万円の家賃)
まあ東京で4万円のアパートを探すのは正攻法だと難易度高いですけど…。
あとは光熱費、ネット通信費も考慮しておかないと家計をさらに圧迫します。自分は家賃に+1万円です。
会社から家賃補助が出るというのも当てにしないほうがいいです。
入社して3年くらいで家賃補助を切るという会社もありますし、もし転職をしようとしたときに会社補助に頼って借りた高い家賃が足かせになります。
寮や社宅などでない限りは安さ重視で狙いましょう。(むしろ寮や社宅のある会社に入社すれば一気にお金が貯まります)
賃貸の探し方
エリア、家賃の条件が決まったら実際にアパートを探していきます。
自分は会社で紹介された不動産屋を訪問したためあまり参考にならないかと思いますが、やはり住むと決めたエリアの主要駅にある不動産屋さんに来訪するのがよいでしょう。
不動産によっては敷金礼金がない場所もあったりなかったりなので、事前にネットで調べる際にはその点も見ておきましょう。
地方から来訪する場合は当日受け付けてもらえないことを極力防ぐために事前に電話かメールで連絡しておくのがベターですかね。
どうしても1軒だけだと信用できないというひとは休みを2日間以上取って不動産を2,3軒回るのもよいでしょう。
当日の決め方
地方から不動産を来訪する場合、1泊できるように準備をしておくといいかと思います。
1日でいい場所が見つからないもしくは少し検討したいという場合もあるでしょうし、上述したように不動産を2軒以上はしごするときにも宿泊が必要となります。
もし1日目で借りる部屋が決まれば東京観光をしましょう。
都内までの移動手段は夜行バスでも新幹線でも飛行機でもよいです。(お財布との相談)
ただ、昼間の時間を大きく消費する日中の高速バスは不動産との内見時間を削ることになるのでおすすめはしません。
不動産屋さんに入店したら、資料説明もほどほどに、気になったところを見学(内見)させてもらいます。
自分の場合は3カ所内見して選びました。
決める基準
実際に条件にあった部屋を数件見学させてもらったけど、候補のどちらも同じくらいのよさだと感じた場合の選択基準は割と直感です。
その中でも、駅からの距離、家賃の安さ、周辺の施設、階数は内見時でもチェックできる項目かと思います。
駅からの距離
なんども言いますが駅チカは正義です。
多少距離があっても自転車を使えばいいと考えてると雨が降った時に鬱になります。
あと毎日自転車置き場に駐輪するのも意外とめんどうなので数千円くらいの差であれば家賃が高くても駅近物件を選びたいところ。
家賃の安さ
間取りの広さを気にするひともいますが、
逆に言えば狭い部屋で家賃を減らすようにしたほうがよいです。
部屋が狭いメリットは置くもののスペースを減らせる→無駄な買い物を減らせるという好循環なところなので、寝れるところを確保したらガンガン狭くしてもいいくらい。
一人暮らしで広い家に住むのはその分スペースの無駄とも言えます。(あくまで個人の価値観)
周辺施設
アパートの近くにスーパーやコンビニ、100円ショップなどがあるかどうかもすぐに調べられてなおかつ割と重要な項目だったりします。
近くで食品が買えれば買いだめ用の大きい冷蔵庫を置く必要もなくなりますし、100円ショップは暮らしを豊かにしてくれます。
あとは銭湯やトレーニングジムがすぐ近くにあるかどうかで最悪部屋から浴室を消去することも可能となります。(内見前になかなか確認しないとは思いますが)
階数
アパートなので高くても5階くらいまでかと思いますが、
低い階だと階段を使わなくていいので楽ですし、高い階だと虫とかが侵入しづらいので楽です。
おすすめは上の階ですね。台風のときも浸水をさほど気にする必要がありません。
調理スペース
個人的にあとで欲しくなったものが調理スペースでした。
コンロ(IH台)が1ヶ所、まな板を置くスペースもないので調理する気になりません。割と言い訳的なニュアンスも含んでますけど。
自炊を本格的にしたいと考えているひとは調理スペースもちゃんと確認しておいたほうがよいです。
まあ、一人暮らしだと自炊がそこまで効率よくないと悟るタイミングがきてしまうので調理スペースはなくても生きていけます。
さいごに
最初にも言いましたが、特に専門知識があるわけでもないただの体験談ですので、それくらいの気軽さで参考にしてもらえれば幸いです。
家賃、条件よしな物件に巡り会えたとしても近隣住民や地区環境は実際に住んでみないとわからないこともある運ゲー要素だったりしますので、広い心で耐えるか法的な策で対応してください。
個人の感想では子供の集まる地区(学校近辺)を避けながら、一人暮らしが集まる地区を選べば比較的静かでマナーも悪くないかなと思ってます。
これもまた参考までに。