2021年の8月にウマ娘の3rdイベント『WINNING DREAM STAGE』が開催されました。
今回、Abemaのネット配信では通常配信とマルチアングル配信の2つがあり、現地チケットを無惨にも握れなかった自分はマルチアングルで視聴をしました。(さらにGo Toチケットみたいなのもあったけどよくわからず安くなっているであろうGo Toの方を買いました)
アイマスでもマルチアングルでのライブ配信はされたことがなかったのでマルチアングル配信とはどのような感じかと気になり、DAY1でマルチアングルのチケットをお試し購入してみて、実際に観てからDAY2をどうするか検討してみましたが、
結論から言えば、DAY2もマルチアングル配信の方を購入でいきます。
もしアーカイブで観るひとは通し券で買えばよいでしょう。
マルチアングルの特徴やよかった点
マルチアングル配信の場合、メインアングル + マルチアングル①とマルチアングル②の計3つの画面を切り替えが可能でした。
メインアングルはよくあるライブビューイングやBD映像のような感じ。演者の表情とかがしっかり映るけど全身はあまり見えない感じのやつ。
マルチアングル①は上から俯瞰してみるやつ。固定カメラでした。客席の3階席最前列から見ている景色と言えばなんとなく伝わるでしょうか。
マルチアングル②はステージ上手(かみて)にあるカメラ1台で映している映像です。現地に行っていないのでどのような感じでセットされていたかわかりませんが、移動はしているっぽかったので、クレーンみたいなので吊るしている感じでしょうか。
マルチアングル①のほうはさすがに遠すぎてよくわからなかったのでマニア向けという感じでした。関係者席っぽい雰囲気を味わうにはいいかもしれない。
特によかったのがマルチアングル②の方でした。
自分はライブビューイングやネット配信の苦手な部分として、
- 演者の表情ばかりアップされすぎて振り付けが見えない
- ダンサーがなにをやっているのか見えない
- 歌っていない演者が何をやっているのか見えない
- こまめにカメラが切り替わるのでそれぞれの演者の立ち位置がわかりづらい
というのを感じていたのですが、
マルチアングル②(上手からのカメラ)では上記の気になる点を全て解消してくれました。
逆に言えば、上手視点だったので下手(しもて)の演者がほとんど見えない、真正面からのカットがない、表情がわかりづらいという面もありますが、個人的にはそれらも踏まえて現地会場にいる感覚があってよかったです。
もうひとつの欠点は、マルチアングルだと披露している曲名や演者の紹介テロップが出てこないのでコンテンツにまったく触れていないひとにとっては易しくない感じでした。(これは会場現地でも同じですけど)
ただ、マルチアングル配信だからと言ってもメインアングルでの視聴ができるので、トークパートはメインアングル、ライブパートはマルチアングル②、ちょっと関係者席の気分を味わいたいときはメインアングル①にするなど、色々と切り替えられるのがすばらしいです。カメラ切り替え時にロードが入るので容易に切り替えるのが難しいですが…。
その他、さいごに
マルチアングル配信は個人で好きなカメラを覗ける分、ライブビューイングなどの公共的な利用には合わないのでネット配信オンリーの楽しみ方であると感じます。まさにこのご時世が産んだ楽しみ方という感じですね。
将来的にはVR技術を用いて家でも現地とほとんど変わらない没入感になる技術なんかも出てきてもおかしくないですが、個人宅でのネット環境の壁はまだ大きい気がする…。
Abema配信でも回線負荷が大きくなるといきなり配信が止まったりしたのでインフラ面の対策は今後ともがんばって欲しいところ。
とはいえ、バンダイナムコ系のアソビステージとどっこいな快適さであり、高画質でもそこそこの安定感があったのでAbemaの方が安定しているのでは?とちょっと感じました。アソビステージはサイリウムを振る機能とかが負荷的に邪魔になってなければいいですけどね…。
さいごに、
マルチアングルはウマ娘3rdのステージがそこまで大規模じゃなかったからできた取り組みだったような感じもしましたが、とはいえ、アイマスでもマルチアングル配信をしてくれたらネット配信でも満足度が高くなると思うので期待してます。